2011年9月25日

東海エコフェスタ

ブログ更新が滞っておりました。申し訳ございません。

皆さま、お元気でしょうか?
私たちは、とても元気です。

実は、5月に引っ越しをし、今、愛知県春日井市勝川町に住んでいます。
最近は、とても暑い愛知の夏が終わり、セミの声から鈴虫の声に移り変わりました。

あっという間だった数か月ですが、こちらの生活にも慣れ、いいお友達もできました。 これからは、この場所で、Sheepdog Global Project の活動をしたいと考えています。

さて、9月23日、愛知郡長久手町にある「愛・地球博記念公園」で行われた「Tokai Eco Festa 2011 Autumn」に行ってきました。
ウェブ:http://tokaiecofesta.web.co.jp/index.html
フェアトレード商品や、手作りのクラフトなど、面白いものが色々ありました。

芝生が広がった大きなスペースにブースが並んでいるので、とても開放的で、青空と緑に囲まれたいいイベントでした。
家族で遊びに来ている方たちがほとんどで、私たちのコンセプトに合っていると感じたので、ぜひ、次の回に出展してみたいです。

2011年4月5日

フェスティバルを振り返って

Sheepdog Global Project が初めて参加した「アフリカンフェスティバルよこはま」。
イベント前日の31日は、夫と二人でブースのセッティングをしました。
ブースの場所がメイン通路側ではないので、どうしたら皆さんが立ち寄ってくれるか、一生懸命考えながら作業をしました。


今回は、私たちがケープタウンで恋してしまった4つのブランドを出展します。
並べるとこんな感じです。


パートナーシップを結んでいる"congo rose" は、ケープタウンに住むデザイナーのジル・ヴァン・ウィックが立ち上げたブランドです。ナイジェリア、コンゴ、ガーナ、タンザニア、南アフリカなどから、彼女が気に入った生地を集め、斬新なファッションアイテムに生まれ変わらせています。

その congo rose のドレスを購入して下さったのは、モザンビーク大使館で秘書をされている裕子さん。鮮やかなグリーンと上品な黒が、美しい彼女に良く似合っています。

皆さんに人気があったのは、個性的で可愛らしいデザインのlagos bag。一つ一つ使用されている布と、その貼り合わせ方が違うので、同じバッグは1つとしてありません。ご購入いただいた皆さんに、愛着を持って使っていただけたらうれしいです。現在、オンラインショップを準備中なのですが、congo rose の商品を色々と揃えたいと考えています。

続いて、「おもしろい」「かわいい」という反響があったのは、"Mielie" の商品。
Tシャツを作る際、無駄とされてしまう端切れ部分を使って、新しいものを作ろう。というアイデアと、仕事に恵まれない人たちに手芸をしてもらい、作業の支払いをフェアーに行う。というリサイクルとフェアートレードをしているブランドです。カラフルに染められたコットンTシャツの端切れ部分が、麻の布に丁寧に縫い込まれています。すべて、ケープタウンに住む女性たちの手作業で作られており、一つ一つのレーベルには、作った人の名前が書いてあります。世界の反対側にいる「作った人」と「使う人」が、特別な愛と思いやりでつながっています。こちらは、人気だったペンケースだけでなく、ハンドバッグなどもオンラインショップで扱っていきたいと考えています。

「カワイイ~」という反応が多かったのが、woo-menというブランド。
手作りで安全なお人形で遊んで欲しい。という子供たちへの優しい気持ちから生まれました。

今回ご紹介したキャラクターは、
Woo-mama というアフリカのお母さんをイメージしたお人形、
Kitty myow というスノーケリング好きのネコ、
Space baby というタイムトラベルをする宇宙飛行士の赤ちゃん、
Cherrier という気が強いけど思いやりのある女の子、
Bru という気は優しくて力持ちの男の子。たちです。

特におすすめは、Woo-mama。
背中に赤ちゃんをおんぶしているのですが、シュウェシュウェと呼ばれる、インディゴを使った南アフリカ伝統の布で作られたブランケットをしていて、お腹には、ハートのアップリケがついています。カラフルでさわり心地が良く、私たちの子供も気に入っています。

最後にご紹介するのは、アフリカンベイビーキャリアー。
ご出産を控えていらっしゃるお二方にご購入いただき、私たちも嬉しいです。元気な赤ちゃんを産んで下さいね!
こちらも、人気があったので、オンラインショップで扱っていきたいと思います。

また、ご紹介しました Sheepdog Global Project が輸入している商品の販売に興味がある方も、ぜひご相談ください。

2日目から、夫のアヨデジが生まれたシエラレオネ共和国のものもブースに出したところ、横浜に住む40歳の男性の方がシャツをご購入下さいました。見事な色合いの絞り染めで、気に入っていただけて大変うれしいです。彼のブログには、アフリカンフェスティバルのことが書かれていますので、読んでみてはいかがでしょうか?
3日目にも、男性の方が、悩んだ末にシャツをご購入下さいました。ご試着された時にとてもお似合いだったので、この夏にたくさん着ていただきたいです。絞り染めのドレスをご購入下さった女性のお客様、また新しいドレスを仕入れたいと思いますので、www.sheepdogglobal.com をチェックしてみてください!どうもありがとうございました。

フェスティバル会場の様子はというと、このようにたくさんの方々が来場していました。多くの方が、アフリカの魅力を感じている様です。


さて、フェスティバルには、たくさんの国々の製品を扱った出展者の方々がいらっしゃいました。

お隣は、南アフリカの雑貨を扱ってらっしゃる「マデリーフ&カニールス」。
セラミックポットに入ったキャンドルが素敵でした。店長の大塚さん、また一緒に何かしましょう。

お向かいのブースは、マラウィのマンゴーはちみつを扱っていらっしゃる「Bee Happy」。
フルーティーな味わいのハニーなので、パンケーキやパンにつけるといいかもしれません。

トーゴのフェアートレード商品を扱っている「レゾワゾ」。麻美さん、おめでとうございます。初めてのことで緊張しているかもしれませんが、少しずつ実感がわいてくるかと思います。お腹を大切にお過ごしください。ドレスを楽しんで着てくださいね!

3日間のフェスティバルは、新しい出会いがたくさんあり、皆さんがどのようなものを求めてらっしゃるのかを知るリサーチにもなり、とてもいい経験になりました。
今回は、東日本大震災で被災された皆さんへのチャリティーイベントということで、すべての出展者が協力して、売り上げの一部を寄付しました。また、イベントで集まった募金が、一人でも多くの方々の生活に役立てられることを願っております。

フェスティバルの写真は、立ち上げたばかりのSheepdog Global Project のFacebook にアップしておきます。これから、最新情報を載せていく予定ですので、ぜひお友達登録をしてください。

それでは、皆さん、お疲れ様でした。

2011年4月1日

共感

本日より「第4回アフリカンフェスティバルよこはま」が始まりました。

オープニングセレモニーでは、東日本大震災によって被災された方々のために、黙とうを捧げる1分間の時間があったのですが、とても心が痛くなり、思わず涙がこぼれてしまいました。

震災によって、多くの人が亡くなり、世界中が悲しみに包まれました。
復興への長い道のり、という辛いニュースだけでなく、原発の問題で、多くの人々が不安を抱えています。私も、私の夫も、幼い子供がいるため、これからどうすべきか、日本を離れるべきなのか、別の場所に避難すべきなのか、色々な事を考え、悩んできました。

セレモニーで、実行委員会のチーフであるコフィさんのスピーチの中にあった、「平和と愛」という言葉を聞いて、人間として一番大切なことを、改めて感じることができ、同時に、少しの落ち着きを取り戻すことができました。今日一日、色々な人に出会い、言葉を交わし、多くの人たちと元気を共有できたことは、とてもよかったと思っています。

さて、私たちは、南アフリカ人のデザイナー、Jill Van Wykさんのブランド「コンゴ・ローズ」、ベイビー&チャイルドフレンドリー商品「アフリカン・ベイビーキャリア」「ハンドメイドのお人形 woo-men」、人々の平等、愛をテーマにしたハンドメイド「Mielie」、タウンシップという貧しいエリアを活性化させるために立ち上げられた「Township Patterns」というブランドを扱っております。どれも質が高く、デザイン性が優れていますので、ぜひ会場でご覧いただけたらと思います。小売店の方など、これらの商品の販売に興味がある方も、ぜひご相談ください。

こちらがブースの様子です。


かわいいwoo-menのお人形たち。
私の子供も大好きです。


「アフリカンフェスティバルよこはま」は、4月2日(土)、4月3日(日)も開催されています。ぜひお越しください。

2011年3月24日

4月1日~3日に開催される「第4回アフリカンフェスティバルよこはま」に出展します。

2010年11月に帰国をし、週一回のペースで東京商工会議所が主催をしている創業セミナーに参加をしていました。
今年に入って、Sheepdog Global Project の事業登録、口座開設、税務署への報告などを済ませ、現在は、子育てをしながらアフリカンフェスティバルの出展準備で忙しい日々を送っています。

ケープタウンとの時差は7時間なので、現地とのやり取りは夕方以降にスタートです。
そのため、夜中まで仕事をする日が続いていました。

生産品の輸入事業は、初めてのことも多く、お勉強の毎日です。
お勉強といえば、取引先の中の一社が、VATを含めた料金を請求してきました。
JETRO 横浜に足を運び、そのことについてアドバイスを貰ってきたのですが、輸出される商品には税金をかけないのは当たり前のルールであると教えてもらいました。
また、南アフリカ大使館、South African Revenue Service (SARS)にも問い合わせをしたところ、同様の回答がきました。
しかし、彼らの主張は、彼らが輸出作業をするわけでなく、私たちが依頼をしたコーディネーターさんの所に商品をデリバリーし、コーディネーターさんが私たちに輸出するという形をとるため、VATをチャージせねばならない。というものでした。
時間が限られていたため、私たちはVATを支払ったのですが、この経験を通して、貿易のルールを学習することができました。

色々とありましたが、今回、コーディネーターとして協力をしてくれた、友人カップルのRさんとLさんのおかげあって、出展品が全て手元に到着しました。
協力をして下さった、RさんとLさん、本当にどうもありがとうございます。

今回のフェスティバルは、東北関東大震災の被災者の皆さんのためのチャリティーイベントとして行うことになり、売り上げの一部を寄付させていただきます。
明るいニュースが少ないですが、私たちができることをしてゆけたらと思います。

日程:4月1日(金)~4月3日(日)
場所:横浜赤レンガ倉庫
時間:11:00~19:00(最終日17:00まで)


私たちは、赤レンガ倉庫1号館の2階のブース26番におりますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


2011年3月23日

東北関東大震災

東北関東大震災では、多くの方々の命が犠牲になりましたこと、とても悲しく思います。
今でも余震が続いており、被災者の方々の心が休まぬ日々が続いていることでしょう。
また、原発事故が生み出した放射線によって、水道水、野菜、乳製品などの身近なものに問題が出てきました。
普通の生活が脅かされている今、私たちはどのような選択をして、このような道を進むべきなのでしょう。

この大震災で被災された方々へ、心よりお見舞いを申し上げます。